あらかじめオープンにすること
ロードレース用の自転車に使う軽量で、分厚いホイールにも対応しているチューブをネットで購入しました。
ディープリム自体を使うことが初めてだったのでそれに合うチューブとして期待していました。
ところが実際に装着して、空気も適切な量で入れて、自転車にまたがりいざ出発とワクワクしながらペダルをこぎだすと、数メートルもいかないうちにタイヤから軽い破裂音が。
あっという間にタイヤはぺちゃんこ。
チューブは見事に裂けていました。
戸惑いましたが自転車にパンクはつきものとあきらめてスペアで買った同じものを代わりに装着。同じように再び漕ぎ出すとなんとまたしてもあっという間にパンク。
期待感でいっぱいだっただけに、そうとうへこみ、相当怒りました。
転職した先の広告代理店。まったくの畑違いから採用してくれた小さな会社でした。
前職もなかなかハードな体質の営業だったのである程度のことは耐えるつもりで転職をしました。
ところが最終的には社長と喧嘩して退職することに。
広告代理店は拘束時間が長いということは入社する前から知っていましたが、深夜過ぎまで会社にいなければならない理由は業務処理のためではなく社長が返ってくるのを待つため。
そこに何の意味があるのかは誰にもわからず、ただ昔からそうしているから従わなければならないとのこと。
しゃっ長が一体どこで何をしていたのかは知る由もなく。酔っぱらって帰ってくることも多々。ただただ無駄に時間を費やし、営業ですから当然残業手当はなし。
ブラック企業というか企業ではなかったです。
人はだれしも自分がかかわるものに対して期待や希望というものを抱いています。
その期待が実現すれば満足につながりますが、逆に期待を裏切るような仕打ちを受けると大きなショックを受けるようです。
期待が大きければ大きいほどその反動も大きく、相手に対して強い憎しみを抱くようになるのでしょう。
過度な期待をしなければよいのでしょうが、我々が社会生活を続けているのは自己の幸福のためであり、その為には自分の期待や希望をかなえたいと思うことは必然だと思います。
ネガティブな要素をあらかじめオープンにすること。
サービスを提供する側が一人でも多くの客から支持を得るために魅力的な情報だけを数多く提供しようとする気持ちは理解できます。
昔はそのやり方でも、消費者が我慢するだけで済んだかもしれませんが、ネットで情報が飛び交う今の世の中においては、ポジティブなことばかり並べていても通用しないでしょう。
それよりも自身の扱うサービスがどういうものかをどれだけ把握しているのか、それをどれだけ誠実に消費者に提供してくれているのかということの方が、その製品や会社の評価につながると思います。
社会において営利活動を行う以上、常に世間の目にさらされていることを意識し続けることでしょう。
もちろんすべてが完璧であることは不可能だとは思いますが、少なくともフェアである・
フェアであることに努めているという姿勢があれば炎上するほどのバッシングを受けることはないと思います。
わざわざネットユーザーの文句にいちいち反応する必要はないと思いますが、そうした意見の中に会社として進むべき方向を示すヒントがあるのではないでしょうか。
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