的確に見極めること
私は過去に一度、提供を受けたサービスについて悪評価のレビューを書き込もうとしたことがあります。
それは大阪難波駅に入っている、とある飲食店でのことです。
友人2人と共に食事をしていたのですが、女性店員の対応がとにかく悪い。
具体的には、オーダーを間違える(これは仕方ないとして)、それほど忙しくなさそうなのに正しいオーダーを厨房に伝え忘れていたそうで料理が来ない、
料理が来ないことを彼女に伝えると笑いながら「すみませんでしたぁ」と笑い事として受け止める、やっと料理を持って来ても一言もない、ということです。
本人に悪気がなさそうなのが致命的だと思いました。
指導が行き届いていないと書き込もうとしたのですが、これは店舗責任者に直接伝えるべき内容だと思ったので書き込みは途中でやめました。" "
自身が勤めた会社についての書き込みは一度経験があります。
その会社からは、結婚が決まったというだけで退職を迫られました。
理由は、結婚したらいずれ妊娠するので妊婦は邪魔になるから今のうちに辞めてくれということでした。オブラートに包まずハッキリとそう言われたのです。
育休も当然になりつつある世の中で、
「ご迷惑をおかけするので育休は頂くつもりはなくその前には辞めますが、妊娠なんていつになるかわからないからそれまでは働きたい」
と言っているにも関わらず、その主張は絶対におかしい!と思い、書き込みました。" "
1つ目の飲食店の時の気持ちは、レビューとクレーム窓口をはき違えていたと思っています。
レビューはきっと店舗側もチェックしているはずだとなぜか信じており、クレームが責任者の目に届くと思っていたのです。
2つ目の自身が勤めた会社の時は、下っ端の一般社員の自分には何も力がなく、どうせ辞めさせられるなら一矢報いてやろうと思っていました。
何なら、これから入社しようとする大学生達に警告できるという社会的価値さえ感じていました。" "
そもそも明らかに非が無ければ炎上しないと思います。
例えば最近では郵便局にクリスマスケーキを宅配させた女がぐちゃぐちゃに潰れたケーキの写真をアップし拡散していましたが、最終的に炎上したのは投稿者の方でした。
明確な非がなければ着火しかけても、「これは難癖をつける方がおかしいのでは」という意見が必ず出てきます。
こんなのバレない、ちょっと手抜きしてしまえ、の精神が1番まずいのかなと思います。身内にもスパイがいると思って日々活動すべきかと思います。
稀に同業者がわざと悪評価をつけ続けることがあるので、似たような内容が続いていないかチェックする必要もあると思います。
あとは、敵と味方で半炎上状態になるのが女性を性的に見るような商品やイラストです。
いわゆる「過激派フェミニスト」の目に留まって攻撃を食らうわけですが、これには擁護もつくことが多いです。
絶対炎上したくなければ最初から避けるのが吉だと思います。" "
炎上してしまった後の対応が何より1番大事だと思います。もし炎上しても、その後の対応次第ではむしろ好感度を上げることも可能だと思っています。
「どこが悪かったのかを的確に把握」した上で「迅速丁寧に」「正しい相手に向けて誠実に謝罪」、今後の対応を掲げる、ことが鎮火の近道だと思います。
これが全部出来ていなかった最近の例がレタスクラブの「毒メシ」炎上ですが、出来ていなかった故にSNSで観察する限り炎上も長く続いてしまい、
育児アカウントを中心にファン離れが進み、アンチを増やすことになってしまっていたように思います。
あくまでこれは確かに非があった場合の話で、常識の範囲でのミスをつつかれた場合は堂々としていて欲しいです。
今は誰でもネットで攻撃できる時代ですので気苦労も多く大変だと思います。
よって、非の有無を的確に見極めることも大事だと思います。"