「炎上ワード」を嗅ぎ分ける力
ネットで服を買ったのですが、届いた商品が、サイトに掲載されていた画像と全く違ったので、低評価と苦言の書き込みをしました。
色味に関しては若干の違いはよくあることなので気にしないのですが、今回は材質、特にファーがのっぺりとした化学繊維とまるわかりのもので、
イメージ画像ではリアルファーのような材質だったので、これはあまりにもひどいという思いで販売元に問い合わせてみると、
大きな違いはないはずだの一点張りで、対応にも納得がいかないということで、サイトにレビューを書き込みました。
(実際に書き込んではいません)過去に数ヶ月務めた会社なのですが、ルート配送の仕事をしておりました。
朝は30分前に来るが暗黙の了解で、タイムカードは始業時に打刻、これはアルバイトや他の会社でもこれに近い経験があったので、
そういう会社なのかというくらいでしたが、驚いたのは昼食をとる時間がほぼないということです。
1日25件?30件を回り、原則残業しないようにということでしたので、お昼休憩は走りがら、片手で食べれるものをという感じでした。
帰社してからも何だかんだ作業が多かったです。それを美談の様に語る上層部の姿を見て、そういう体質の会社と見限り辞めました。
どちらも共通して言えるのは、想定と大きく外れている、という点だと思います。
そしてこの「想定」は、かなり個人差があると思いますが、「普通はこうじゃないか、常識と外れている」と個人が判断し、それを越したら不満が怒りに変わるのではないでしょうか。
会社などの場合はハッキリとした就業規則がありますので、そこからはみ出すのがどのくらい許せるかという事になりますが、
自分が犠牲になりストレスフルになった時には、会社の人との話し合いになると思います。
商品の不備に関してもそうですが、最終的に人との話し合いになります。
そこで、「ちっとも問題点をわかっていない、改善する気がない」とわかり、怒りが頂点に達した時に、ネットに書き込もうという心理になるのではないかと思います。
まず、顧客層の把握です。ターゲットを間違うと、PRする時点で炎上してしまうと思います。
不快に思ったら炎上に繋がってしまうので、どの年齢層に向けるか、男女での違いを見極めた宣伝が必要です。
宣伝担当者が顧客層と属性が近いか、理解があるとより良いと思います。そして、商品やサービスは実際提供するものとかけ離れた宣伝をしないことが大原則です。
会社でも同じことが言え、規則と現実のギャップを最小限にすることが、炎上を防ぐと思います。
まず炎上してしまう会社は、体質が時代遅れであったり実態がかなりブラックであったりと、問題を抱えていることがほとんどだと思いますので、
「実態がわかった時点で炎上」とならないよう、労働環境、商品サービスの質向上に努めてほしいです。
最近では、宣伝担当者がSNSで炎上してしまう例が散見されますが、これはターゲット層の理解度の低さ、そしてSNSの特性上、
めまぐるしいスピードで変化する「炎上ワード」を嗅ぎ分ける力のなさにあると思うので、人選もしっかり行ってほしいです。
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